日本人が「政治とカネ」に厳しく反応するルーツを調べると、日本に議会政治が始まった頃、薩長藩閥政府から恐れられ「金権腐敗政治家」のレッテルを貼られた星亨という政治家に突き当たる。
平成以降の財政史は「財政健全化」と「デフレ脱却」にもがき続けた時代と言える。「政府債務残高」を「体重」にたとえれば、それはまるで「体重を減らそうとしてダイエットしたものの、努力が続かずリバウンドを繰り返し、もはや後戻りできないほど太ってしまった人間」 ...
「なぜ日本政府は、国民の声に耳を貸さないのだ」読売、時事、朝日の世論調査が映し出す政府との認識のずれ 猿田佐世 ...
アメリカや中国は200社を超えており、イギリスやインド、ドイツ、韓国といった国も2桁を超えている。こういう点でも日本のビジネス界のリスク ...
「日銀は円安圧力を緩和してほしい」「円安による過度な物価上昇も懸念されるなか、政府・日銀は適度な物価上昇の実現を」――。岸田文雄首相と植田和男日銀総裁がそろって出席した10日の経済財政諮問会議。民間議員から日銀に為替に絡めた注文が相次いだ。発端は植田氏による4月26日の金融政策決定会合後の記者会見だ。いまの円安について、基調的な物価上昇率への影響を無視できる範囲だとの見解を示した。これが円安容 ...
印刷ページの表示はログインが必要です。 「生産性を高められない企業は消えよ」は正しいのか? 政府が今年6月21日に閣議決定した経済財政 ...
社会人になってから算数を学ぶ大人たち。かなりの比率の日本人が仕事に必要な「読解力」「数的思考力」「IT活用力」を ...
〈そもそも「国の借金」とは誰がどこから借りた金なのか。「国の借金が過去最大1286兆円超に」という報道の正しい見方〉から続く 4月下旬に ...
米軍核搭載艦の日本寄港をめぐる密約の経緯を示す米公文書には、両政府の生々しいやり取りが記されている。日本政府はそれでも密約を認めず、非核政策の原点を曖昧(あいまい)にしたまま、緊張を増す国際情勢に臨んでいる。
なぜ現存する天守は12しかないのか。歴史評論家の香原斗志さんは「大きな要因は明治政府が出した廃城令にある。彼らに文化や歴史的景観を守るという発想はまったくなかった」という――。 なぜ日本の城は無配慮に破壊されたのか 仕事柄、ヨーロッパ ...
アメリカを訪問した岸田文雄首相の米議会の上下両院合同会議での演説は、かつてないほど好評で、拍手でもって支持された。それは、安全保障において「米国と共にある」「日本も責任を担う」と力強く宣言したことが大きい。だが、安全保障については、日本国民と、政府の ...